ファッツアッツ

俺はとにかくカロリーだけは信じているんだ

承認欲求とか

もう物書きクラスタ名乗れない気がしてきた

(短編小説の集いの締め切りに残り13分時点で気が付いた。)

 

いや単に僕が馬鹿なだけです…。

昔からそうでした……。

 

それに関連して(?)ちょっと見かけた記事について。


【自己実現欲求】怠け者は乾き続ける - †でおきしブログ†

 

僕は物を知らないんで、マズローの欲求5段階説っていうのを初めて知りました。

生存欲求などが満たされると、より高次な欲求が芽生えてくる、というものです。

 

http://www.motivation-up.com/images/maslow.gif

マズローの欲求5段階説 |モチベーション向上の法則

なるほどなー、といった感じです。確かに腹が減っては戦はできぬ。

 

でもなんというか、ちょっとだけ引っかかったのでそれについて。

 

 

実は僕、少し前までは同人小説みたいなのを書いてて、

同じジャンルの人と仲良くしていました。

つまり、欲求5段階説で言えば自己実現欲求、

創作的な活動がしたい、という一番上が満たされた状態です。

 

でも、どちらかというと、満たされていたのは自己実現欲求よりも、尊厳欲求の方だったんですよね。何かを書けば、読んだ人が感想を教えてくれる。つまり、僕の事を認めてくれる訳です。

 

手をかければかけるほど、同じ作品のファンの人は褒めてくれました。手をかけると言っても、よく推敲するとか、読んでくれそうな人が喜びそうな展開にするとか、そういう事です。芸術的に工夫して独創的なものを作り出す、みたいな才能は無かったので、そういう方面に頑張る事はできませんでした。

 

でも、だんだん不安になってくるんですよね。僕が書いた同人小説を読んでくれる人は、原作が好きなだけで僕の能力自体はどうでもいいんじゃないか。別に僕が書くのをやめても、気付かずに他の人が作ったものを求めていくんじゃないかって。

 

そうなると、自己実現欲求の下の階層の、尊厳欲求がグラついてくる訳です。それを安定させるためには、小説を書かなきゃいけない。皆が喜ぶように、でも、今まで書いたものとは違った方向で、いや、違ったものにする必要はあるのか?同じようなものでも皆は気にしないんじゃないのか?

 

そういう事を考えながら、創作活動をするっていうのはしんどいです。マズローの三角形で言えば、飢餓状態で友達を作ろうとするようなものです。そんなもんしんどいだけだし、上手くいく訳がないんです。でも、友達を作ればごはんを食べさせてくれるかもしれないし、そうしなければいけない状況っていうのはあります。仕方がないんです。でもそれはしんどいです。

 

世の中には尊厳欲求を満たすために創作活動をしてる人っていうのは、めちゃくちゃ多いと思うんですよね。そもそも、ネットに作ったものを公開する時点で大なり小なり尊厳欲求満たしたいって所はあるでしょうし、頑張ったんだから褒めてもらいたいのはもう当然の事じゃないですか。僕はあわよくば頑張らずに褒めてもらいたいです。もう呼吸してるだけで褒めてもらいたいくらいです。それもお世辞だと思わせないように上手にね。

 

結局、幸せになる条件とか、不幸になる条件ってなんなのかって考えたら、もう自分の性格ってだけなんじゃないかと思います。だからといって、貧乏で生活に余裕が無いけど幸せそうな人が羨ましいかと言ったら、僕はそんな事は無いです。

 

多分、幸せになるのに必要なのは、圧倒的にお金だと思います。僕の悩みのほとんどはお金で解決します。お金があれば仕事もしなくていいし、仕事をしなくていいなら暇すぎて創作もするようになるし、なんだったら小説の賞なんか取るために努力したっていい訳です。賞が取れなかったとしても、努力する事は、かなり自己実現欲求を満たせそうな感じします。あとまぁ、際限なく湧き上がる物欲を我慢しなくてもよくなりますしね。

 

結論として、幸せになるためには、石油王の愛人になるしかないんです。この際ホモでも対応いたしますので、僕に興味を持たれた石油王の方はぜひご連絡下さい。税金ごっそり取られそうだけど。

 

どうでもいいですけど、税金の計算する税理士って、人工知能に取って代わられるって話。まったく進展しませんよね。今でも「税理士に関する求人」は多いですけど、どこを見ても専門家を求めてるばかりで、AIを導入してるケースは少ないですし。

 

いくらテクノロジーの進歩は早いといっても、この辺のが実用化されるまで、あと20年くらいかかる気がします。